セリンクロによる減酒治療について
- 2026年5月27日
- 未分類
当院では、アルコール依存症に対する「減酒治療」を行っています。
飲酒量が増えて困っている方、飲酒をやめたいが難しい方はご相談ください。
当院では治療に飲酒量低減薬であるセリンクロを使用することが可能です。
受診をご希望の方へ
セリンクロ処方をご希望の方は、受診前に一度お電話でお問い合わせをお願いいたします。
- 適応の確認
- 現在の飲酒状況の確認
- 他院通院・内服薬の確認
- 肝機能など検査の必要性確認
- 治療内容の説明時間の確保
などを確認するためです。
セリンクロとは
セリンクロ は、
「飲酒したい欲求(飲酒欲求)」を弱めることで、飲酒量を減らすことを目的としたお薬です。
毎日必ず飲む薬ではなく、
「飲酒する可能性が高い時間の1〜2時間前」に内服します。
ただし、薬を飲むだけで自然に治るわけではありません。
- 飲酒習慣の見直し
- ストレス対策
- 睡眠改善
- 周囲の支援
- 節酒行動
などを組み合わせることが重要です。
「減酒」と「禁酒」について
減酒治療は、
- まず飲酒量を減らす
- 重症化を防ぐ
- 治療につながるきっかけを作る
ことを目的としています。
しかし、アルコール依存症の治療としては、
可能であれば「禁酒(断酒)」がもっとも再発が少なく、身体への負担を減らせる方法です。
特に、
- 飲酒量が非常に多い方
- 肝障害がある方
- 膵炎歴がある方
- 飲酒運転歴がある方
- 家庭・仕事への影響が大きい方
では、禁酒が強く推奨されます。
減酒は禁酒治療への第一歩として行う場合、もしくは軽症アルコール依存の方への過度の飲酒抑制の手段として使用します。
以下の場合はセリンクロ治療を受けられない場合があります
- 重度肝障害
- 重度腎障害
- オピオイド使用中
- 妊娠中・授乳中
- 重い精神症状がある場合
- 医師が不適切と判断した場合
副作用について
- 吐き気
- めまい
- 眠気
- 倦怠感
- 不眠
- 頭痛
などがあります。
まれに強い副作用が出ることもあるため、治療中は定期的な診察・採血が必要です。
「やめたいけどやめられない」
「飲酒量を減らしたい」
「健康診断で肝機能異常を指摘された」
このような方は、一人で抱え込まずご相談ください。
