日本超音波医学会第97回学術集会にて発表
- 2024年6月7日
- 乳腺外科
6月1日に日本超音波医学会第97回学術集会に参加してきました。
パシフィコ横浜という大きな会場での開催です。当日は快晴。みなとみらいの大きな観覧車をみて,自然とワクワクしてしまう田舎者です。
さて,今回は【乳腺ワークショップ】のセッションにて症例提示をさせていただきました。「ヒヤリ,ハテナ,マサカの乳房超音波症例集」というテーマのもと,5人の医師が発表をします。
私は,腋窩領域に出現した腫瘤で診断に悩んだ症例を提示し,その考察を行いました。他のプレゼンターの方々は,乳腺超音波の世界では名の知れたパイオニアな先生方の発表で,大変勉強になりましたし,私ももっと精度の高い超音波検査を提供していきたいと強く思いました。
超音波検査は,低コストかつ無被ばくで,安全に診断を行うことが可能である一方,検者の技量により結果が左右される検査です。自分のスキルをさらに磨くとともに,今後超音波検査を学びたいと思う医師・技師の教育にも携われたら…と思わずにはいられません。
今回このような機会をくださった学会の皆様,私の超音波の師匠であるI先生には大変感謝しております。
(文責:L.S.)