舌下免疫療法について
- 2024年4月26日
- アレルギー科
花粉症の季節の終盤となってきています。
一般的には花粉症治療は抗アレルギー薬の内服や点眼、点鼻による治療ですが、アレルゲン免疫療法という治療はご存じでしょうか。
アレルゲン免疫療法は治療薬を長期に持続的に体に取り入れ、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状を抑える効果が期待できる治療です。
アレルゲン免疫療法は以前は注射薬でしたが、現在は舌下免疫療法が主流で自宅での治療が可能となっております。
現在はスギ花粉症とダニアレルギー性鼻炎の二つが治療可能ですが、スギ花粉症の治療薬に関しては2024年現在、治療薬の入手が困難な状況です。
通年性のアレルギー性鼻炎でお悩みの方はアレルギー検査の上、ダニによるアレルギー性鼻炎であれば舌下免疫療法も治療選択肢ですので、一度ご相談ください。
スギ花粉症の治療に関しても、薬剤の安定供給が可能となった場合には再度ご紹介いたします。