貧血と心不全
- 2026年4月9日
- 血液内科
毎年4-6月は健診が行われる時期ですが、健診異常で比較的要精査、治療となる可能性が高い項目に貧血があります。
貧血で病院に受診された場合多くは出血精査を行いますが、女性でずっと前から貧血を指摘されている方は、特に変わりないからそのまま放置している場合も多いと思います。
しかしながら貧血状態で長期間過ごすことは将来的な心不全のリスクになります。
ヘモグロビン値が男性11g/dl以下、女性10g/dl以下の場合、そうでない方に比べて心不全の年間発生率が増加することが知られています(Hemoglobin levels and new-onset heart failure in the community. Am Heart J. 2015)。
貧血を指摘された場合、一度病院に受診し精査とともに長期間放置することなく適切な治療を行いましょう。
