中高年男性で発熱、貧血が続く方へ
- 2025年12月16日
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中高年男性に多く、発熱、炎症反応高値などが続き、貧血などの血液異常をきたす疾患としてVEXAS症候群というものがあります。近年知られるようになり、「原因不明の炎症」として長く治療されていた方に見つかることがあります。
次の症状があるからはご相談ください。
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発熱やCRP高値が繰り返す/長引くのに原因がはっきりしない
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貧血(特に「赤血球が大きい貧血」と言われた)、血小板減少など血液異常がある
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皮膚の強い炎症(赤い腫れ・痛み)、耳や鼻の痛み(軟骨炎様)、血管炎と言われたことがある
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血栓(静脈血栓など)を指摘されたことがある
当院では
まずは症状と検査結果を整理し、必要な血液検査を行います。
当院の結果でVEXAS症候群が疑わしい場合は、確定に必要な専門検査(骨髄検査・遺伝子検査など)が可能な医療機関へのご紹介を行います。
可能であれば今までの血液検査の結果もお持ちください。検査結果がなくても診察可能ですので疑った場合には一度ご相談ください。
